屋根工事・屋根リフォームの平均費用！相場はいくら？

屋根工事・屋根リフォームの種類別の費用相場

屋根工事・屋根修理の費用は建物のリフォーム工事の中でも特に高額になりやすいです。

その理由は、

• 足場仮設費用が発生する事
• 屋根の面積自体が広く、材料を多く使用する事
• 屋根職人の数が少なく、人件費がかかる事

などが挙げられます。

　

屋根工事・屋根リフォームの費用の適正な相場は？

屋根工事の方法や面積によっても異なりますが、屋根を全体的に工事する場合は１００～２００万円程度が平均的な金額です。

部分修理であっても足場が必要になるため１０万～３０万程度は掛かると思った方が良いでしょう。

　

という業者も居ますが明らかに違法です。
屋根工事の際はほぼ全案件が足場必須になります。（※法令で定められている）

　

もし上記のようなことを言われた場合はまともな会社ではないなと疑った方が良いでしょう。

　

屋根工事の種類ごとの費用相場について

屋根工事・屋根修理にはいくつかの種類があり、当然金額も異なっています。
ここからは各工事の種類・工法毎の金額について簡単にまとめていきます。

　

①屋根葺き替え工事（交換・張り替え）

屋根の葺き替え工事は古い屋根を完全に撤去して新しく屋根を設置する工事です。
屋根工事の中でも特に高額な工事となります。

葺き替え工事の金額の相場は約１５０万～２００万円程度です。
※面積や使用する屋根材によって前後します。

　

また、もし古い屋根材にアスベストが入っている場合などは３０万円～６０万円程度追加で請求される可能性もあります。

　

②屋根カバー工法（重ね葺き工事）

屋根の重ね葺き工事、通称カバー工法とは、古い屋根材の上から新しい屋根材を設置する工事です。
葺き替え工事と違い古い屋根を撤去しないため、その分の費用が節約できるのが最大の特徴。

ただし、カバー工法を行うためにはいくつかの条件があり、それをクリアしないとそもそもカバー工法を選択できません。

　

屋根カバー工法の金額の相場は約１００万～１５０万円程度です。
※面積や使用する屋根材によって前後します。

　

③瓦屋根葺き直し工事

瓦屋根の葺き直し工事は瓦を一度どかして下地や防水シートを交換、最後に古い瓦をもう一度設置する工事です。
これは瓦屋根の家だけ選択できる工法で、新しい屋根材を購入しないで言い分、工事金額を抑える事ができるのが特徴です。

しかし、瓦屋根の工事を正しくできる職人は少なく貴重です。
中途半端な職人が行うと雨漏りのリスクが高まるので注意が必要となります。

　

瓦屋根の葺き直し工事の金額の相場は約８０万～１５０万円程度です。
※面積や使用する屋根材によって前後します。

　

④屋根塗装工事（塗り替え）

屋根材によっては塗装工事も可能です。屋根塗装工事は修理ではなく、元々の屋根材を長持ちさせるための工事になるので、築１０年～１５年程度の建物で行うのが一般的です。

また、塗装工事では雨漏りや剥がれた屋根の修理などにはならない点にも注意が必要です。

　

屋根塗装工事の費用の相場は約５０万～８０万円ほど。
※面積や使用する塗料によって前後します。

　

⑤屋根部分補修・一部修理

屋根の部分補修とは屋根材の一部差し替えやコーキング補修の事です。
方法は応急処置にしかならず、再発の可能性が高い点に注意が必要となります。

また一部の修理に対して足場が必要になるので、修理費用も割高です。
後々のメンテナンスを考えると「どうせ直すなら全部直しちゃおう」と考える方も多いです。

　

屋根の部分補修の費用の相場は約１０万～２０万円程度です。
※面積や使用する塗料によって前後します。

　

⑥棟板金交換工事

スレート屋根や板金屋根の家の棟の部分（屋根の頂点）には棟板金という金物が付いているのですが、この板金だけが外れてしまう事もあります。

その場合は屋根材ではなく棟板金とその下地となる貫板を交換する棟板金交換工事を行うのが一般的です。

　

棟板金交換工事の費用の相場は約２０万～３０万円程度です。
※面積や使用する塗料によって前後します。

　

⑦棟瓦積み直し工事

瓦屋根の家の棟の部分には板金ではなく棟瓦が付いています。
この棟のみを修理する際には棟瓦の積み直し工事を行います。

特に棟瓦は棟板金と違って背が高いので、地震や台風の影響を受けて倒壊することもあります。

　

棟瓦の積み直し工事の費用の相場は約３０万～４０万円程度です。
※面積や使用する塗料によって前後します。

　

屋根工事や屋根リフォームを安く行うためのコツ

屋根工事の費用が思った以上に高額で困ってしまう方も多いですが、屋根工事やリフォームを行う際に安くするためのコツもいくつかあります。

いくつか紹介しましょう。

　

相見積もりを取って比較する

どんな方でも出来て一番効果が高いのがこの相見積もりを取る方法です。

屋根業者によって利益率や材料の仕入れ価格が違うので、比較してみると想像以上に金額の差があってビックリします。
知っている話では業者によって同じ工事でも２００万円ほどの違いがでた方もいました。

　

相見積もりを取る場合は２～３社くらいがベスト。
あまり多すぎても時間も手間も掛かりますし、どの提案がいいか迷って余計に悩んでしまいますからね。

絶対に１社だけで決める事が無いように気を付けて下さい！

➡後悔しない屋根修理業者の選び方のポイント！【７選】

　

各自治体の補助金や助成金を調べる

お住いの地域によってはリフォームに補助金や助成金が利用できる可能性があります。

制度自体の数は少ないですが、もし利用できるのであれば絶対に利用した方がお得です。
一度お住いの自治体の補助金・助成金については調べてみる事をオススメします。

➡【千葉県】外壁塗装や屋根修理リフォームに使える助成金・補助金一覧｜適用条件

　

火災保険や地震保険が利用できるか調べる

屋根工事には火災保険や地震保険が利用できる可能性があります。
特に火災保険では風災や雹災、雪など、屋根に被害を受けやすい自然災害の保証がされるので、給付金の対象となるケースが多数存在します。

もし自然災害によって屋根に被害を受けているのであれば実費で修理を行うのはもったいないので、一度リフォーム会社に確認してみて、自然災害の可能性があればぜひ保険会社に保険申請してみましょう。

➡屋根工事・屋根修理には火災保険が適用できる！台風など風災の申請手順

　

屋根工事業者選びでお困りの方は

• 「屋根工事の金額が高いかも」
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• 「近くの屋根修理業者を調べたい」

という方はぜひ下記の屋根工事業者ランキングを活用してお近くのエリアのオススメの屋根工事業者を探してみて下さい！