- 屋根カバー工法で雨漏りは直せるの?
- 屋根カバー工法にオススメの屋根材には何がある?
- 屋根カバー工法で雨漏り修理をするメリットとデメリットは?
このようなお悩みを抱えている方のために、屋根カバー工法で雨漏りは直せるのかについて解説していきます。
屋根修理には葺き替え工事と屋根カバー工法がありますが、屋根カバー工法で雨漏り修理ができるか分からない方も多いのではないでしょうか。
ぜひこの記事を読んで、屋根カバー工法の仕組みを理解していきましょう。
屋根カバー工法で雨漏りは直せるのか
屋根カバー工法は葺き替え工事よりも安価で行えて、メリットが多い施工方法です。メリットが多い屋根カバー工法で雨漏り修理ができると嬉しい方も多いはず。
では、屋根カバー工法で雨漏りを直すことはできるのでしょうか。
結論から言うと屋根カバー工法で雨漏りは直せます。
なぜ屋根カバー工法で雨漏り修理ができるのか、次の項目で詳しく解説しているので見ていきましょう。
屋根カバー工法で雨漏りが直る仕組み
なぜ屋根カバー工法を行うと雨漏りが直るのでしょうか。
屋根から雨漏りが起きる原因は、基本的に防水シートの劣化によるものです。
屋根材がしっかりしていれば雨水を防げると考えている方も多いと思いますが、実は屋根材だけでは雨水を100%防ぐことはできません。防水シートは屋根材や板金から入り込んだ雨水から屋根の下地を守り、外に排出する役割を持ちます。防水シートが劣化していると、入り込んだ雨水を排出することができず屋根の下地に染み込み雨漏りが起きます。
このように、屋根材が劣化していなくても防水シートが劣化していると雨漏りが起きるのです。
屋根カバー工法を行うと、既存の屋根の上に新しい防水シートや屋根材を貼ります。雨水から屋根の下地を守る防水の膜を新しく作ることができるため、屋根カバー工法で雨漏りを直すことができます。
屋根カバー工法で雨漏り修理をするメリット
屋根カバー工法で雨漏り修理をするメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
屋根カバー工法で雨漏り修理をするメリットには、
- 工事期間が短い
- 施工費用を抑えることができる
- 遮音性や断熱性が高まる
などがあります。
それぞれ詳しくみていきましょう。
①工事期間が短い
雨漏り修理を行う上で、工事期間が短いことは大きなメリットになります。
雨漏りの被害を大きくしないためにも、なるべく早く雨漏りを止めたいと考えている人が多いためです。その点、屋根カバー工法は既存の屋根材をはがす手間がかからないため、工事期間を短くすることができます。
また、工事期間が短いことで騒音などが発生する時間も短くなります。工事を行っていることで「ご近所の迷惑になっているのでは…」と不安に思う時間を減らせるのも大きいです。
②施工費用を抑えることができる
屋根カバー工法は既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せる方法のため、既存の屋根材をはがす手間や廃材費用などが基本的にかかりません。
葺き替え工事では、既存の屋根材をはがす作業が必要になります。そのため葺き替え工事で雨漏り修理をする場合と比べると、屋根カバー工法で雨漏り修理をした方が施工費用を抑えることができます。
雨漏りしているけど葺き替え工事をするほどの工事ではないという方や、少しでも費用を抑えて雨漏り修理をしたい方に向いています。
③遮音性や断熱性が高まる
屋根カバー工法を行うと屋根が二重になるため屋根の厚みが増し、遮音性や断熱性などが高くなります。
屋根の厚みが増すと、
- 雨音が響きにくい
- 太陽の熱が伝わりにくく、室内の温度を保ちやすい
などのメリットがあります。
屋根が二重になることで、屋根から室内までの距離が増えます。雨音や太陽の熱などの外的要因による影響を受けにくくすることができ、より快適に生活することができるでしょう。
特に屋根カバー工法を行うことで室内の温度を保ちやすくなるので、冷暖房効率を上げることもできます。
現在雨漏りが気になっている方で、
- 建物の断熱性能が気になる
- 雨音が気になる
などのお悩みも抱えている方は、屋根カバー工法で雨漏り修理を行うと良いでしょう。
屋根カバー工法で雨漏り修理をするデメリット
屋根カバー工法で雨漏り修理を行うデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
屋根カバー工法で雨漏り修理を行うデメリットには、
- 雨漏りの発生箇所の特定が難しくなる
- 雨漏りが再発したときの修理に手間がかかる
などがあります。
①雨漏りの発生箇所の特定が難しくなる
屋根カバー工法を行うことで、雨漏りが起きたときの発生箇所の特定が難しくなります。というのも屋根が二重になっていると、雨漏りの箇所が既存の屋根か新しい屋根なのかを特定することに手間と時間がかかるためです。
特に新しい防水シートが雨漏りの原因になっている場合、既存の屋根材と新しい防水シートが接している部分は目視での確認ができません。屋根で確認ができない箇所がある分、雨漏りの詳しい発生箇所の特定が難しくなります。
詳しい雨漏りの発生箇所の特定ができなければ、雨漏り修理を行っても雨漏りが直らない可能性もあります。
雨漏りの発生箇所の特定は屋根カバー工法を行っていない屋根でも難しい場合があるので、屋根カバー工法を行うとさらに発生箇所の特定が難しくなる点には注意が必要です。
②雨漏りが再発したときの修理に手間がかかる
屋根カバー工法によって屋根が二重になっていることで、次に屋根修理をする際に屋根を解体する手間が余計にかかります。
屋根カバー工法は一度きりの施工方法のため、二度目の屋根カバー工法を行うことはできません。そのため、過去に屋根カバー工法を行っている方が屋根修理を行いたい場合は葺き替え工事を行うことになります。
葺き替え工事は屋根材をすべてはがして工事を行います。
屋根カバー工法を行っていない屋根と比べると、屋根カバー工法を行った屋根の場合2倍の屋根を解体する必要があるのです。
屋根カバー工法を行っていることで屋根を解体する手間や時間がかかり、雨漏りが直るまでの手間なども増えるためデメリットになるでしょう。
屋根カバー工法にオススメの防水シート
屋根カバー工法を行う上で、屋根材だけではなく防水シートの性能も重要です。
防水シートの性能が低いと新しい屋根材より防水シートが先に傷んでしまう可能性が高くなり、防水シートを新しくするための工事費用もかかります。
しかし、どのような防水シートがあってどれがオススメなのか分からない方も多いのではないでしょうか。
屋根カバー工法にオススメの防水シートについて、
- タディスセルフカバー/田島ルーフィング株式会社
- ニューライナールーフィング/田島ルーフィング株式会社
- ノアガードⅡ/ケイミュー
の3つご紹介します。
①タディスセルフカバー/田島ルーフィング株式会社
※田島ルーフィング株式会社様ホームページより引用
タディスセルフカバーは改質アスファルトルーフィングが使用されている防水シートです。
タディスセルフの特徴には、
- 釘やタッカーを用いずに設置可能
- 雨漏りの心配がない
- 耐久性が高い
などがあります。
タディスセルフカバーは粘着式の防水シートのため、固定に釘やタッカーが必要ありません。屋根材や屋根の下地を傷めずに貼ることができるので、ノンアスベストのスレート屋根(コロニアル・カラーベスト)にオススメの防水シートです。
ノンアスベストのスレート屋根(コロニアル・カラーベスト)は割れやすく脆弱な屋根材なので、釘やタッカーを使用する防水シートは向きません。
既存の屋根材がノンアスベストのスレート屋根(コロニアル・カラーベスト)の方は粘着式の防水シートを必ず使用しましょう。
また防水シートの固定に釘やタッカーが必要ないので、釘穴などからの雨水の侵入の心配がありません。粘着式以外の防水シートでは釘やタッカーなどで屋根材と固定する必要があるため、釘穴などからの雨漏りが不安という方にも粘着式の防水シートがオススメです。
・タディスセルフカバー/田島ルーフィング株式会社[外部リンク]
②ニューライナールーフィング/田島ルーフィング株式会社
※田島ルーフィング株式会社様ホームページより引用
ニューライナールーフィングは改質アスファルトルーフィングが使用され、不織布で作られている防水シートです。
ニューライナールーフィングの特徴には、
- 耐久性・防水性が高い
- 釘穴シーリング性が高い
- 施工がしやすい
などがあります。
ニューライナールーフィングの耐久年数は30年程度とされており、アスファルトルーフィングの3倍の耐久性があります。耐久性が高いので、「屋根カバー工法を行ってすぐ防水シートが劣化して雨漏りが起きてしまった…」ということにならず安心して工事を行うことができるでしょう。
また釘穴シーリング性が高いこともポイントです。
防水シートや屋根材を固定するために釘やタッカーを使用しますが、これらは防水シートに穴をあけることになります。防水シートは釘穴などからの雨水の侵入を防ぐために、高い止水性や釘穴シーリング性が求められます。
ニューライナールーフィングは高品質の改質アスファルトを使用しているため、アスファルトルーフィングの釘穴シーリング性より遥かに高い性能を持ち雨水の侵入を防ぎます。
耐久性や防水性の高い防水シートを考えている方にオススメの商品です。
・ニューライナールーフィング/田島ルーフィング株式会社[外部リンク]
③ノアガードⅡ/ケイミュー株式会社
※ケイミュー株式会社様ホームページより引用
ノアガードⅡは、合成ゴムや合成樹脂が主成分の高分子系といわれる防水シートです。
ノアガードⅡの特徴には、
- 軽い
- 伸縮性が高い
- 止水性が高い
などがあります。
ノアガードⅡには改質アスファルトが使用されていないため、他の防水シートと比べて軽いのが特徴です。アスファルトが使用されている防水シートの1/4の軽さのため、建物の耐震性に影響を与えにくいです。屋根カバー工法は建物の耐震性に大きな影響は与えませんが、少しでも建物にかかる負荷を減らしたい方にオススメでしょう。
また止水性が高いこともポイントです。
ノアガードⅡは、釘やタッカーが打たれると表面や裏面の防水層が釘にまとわりつきます。この防水層が釘にまとわりつくことで雨水が釘穴を伝って浸水しにくくなります。
そして万が一防水シートの芯材に雨水が到達しても、芯材に含まれる特殊膨潤樹脂が水分によって膨張するため浸水を抑えます。
防水シートにこだわりたい、軽い防水シートが良いという方にオススメの商品です。
屋根カバー工法にオススメの屋根材
屋根カバー工法にオススメの屋根材はどのようなものがあるのでしょうか。
屋根カバー工法によく使用される屋根材の中から、
- スーパーガルテクト/アイジー工業
- ヒランビー/稲垣商事
- リッジウェイ/旭ファイバーグラス
の3つご紹介します。
①スーパーガルテクト/アイジー工業
※アイジー工業様ホームページより引用
スーパーガルテクトは、ガルバリウム鋼板の3倍の耐久性を持つSGL(スーパーガルバリウム)鋼板が使用されています。
スーパーガルテクトの特徴には、
- 屋根材が軽い
- 断熱性能が高い
- 耐久性や耐腐食性に優れている
などがあります。
スーパーガルテクトは他の屋根材の中でも特に軽いです。
屋根カバー工法を行う場合、新しく被せる屋根材は軽いものでなければいけません。ですがスーパーガルテクトは屋根材の中でも軽いため、屋根カバー工法を行っても建物への負担を減らすことができ、耐震性の低下も最小限に抑えることができます。
そして耐風性能が高く、耐久性や耐腐食性にも優れていることも特徴です。
スーパーガルテクトは横葺きの屋根材であるため、アスファルトシングルや縦葺きの金属屋根よりも耐風圧性能が高いです。さらに屋根材の固定方法にビス留めを選ぶことで耐風圧性能をより高めることができます。
強風が吹きやすい地域にお住まいの方や、耐久性に優れた屋根材を考えている方にオススメの屋根材です。
②ヒランビー/稲垣商事
※稲垣商事様ホームページより引用
ヒランビーはガルバリウム鋼板が使用されている金属屋根です。
ヒランビーの特徴には、
- 施工がしやすい
- カラーバリエーションが豊富
- シリーズには横葺き商品だけではなく縦葺き商品もある
などがあります。
金属屋根は標準色のカラーバリエーションが3色程度と少ない商品が多いです。
ですが、ヒランビーの標準色は9色ほどとカラーバリエーションが豊富です。色はブラックなどの落ち着いた色からシルバーなどの明るい色まで揃っています。
「金属屋根を選びたいけど明るい色が良いな」と見た目も重視で考えている方には嬉しい屋根材です。
また商品シリーズには縦葺きの屋根材も販売されています。
ヒランビーは横葺きの屋根材のため、屋根の勾配が2.5寸(約14度)以下の緩い勾配の屋根には使用できません。横葺きの屋根材が使用できない緩い勾配の屋根の場合は、縦葺きの屋根材を使用します。ヒランビーの商品シリーズには縦葺きに対応しているスタンビーが販売されているので、横葺きのヒランビーが使用できない場合は縦葺きのスタンビーを検討すると良いでしょう。
このようにデザイン性が高く屋根の勾配の程度によって商品シリーズの中で屋根材を検討することができるので、幅広くオススメできる屋根材です。
③リッジウェイ/旭ファイバーグラス株式会社
※旭ファイバーグラス株式会社様ホームページより引用
リッジウェイは耐風性が高く、日本の防火試験(屋根飛び火認定試験)に合格している屋根材です。
リッジウェイの特徴には、
- 強風に強い
- 屋根飛び火認定試験に合格済み
- デザイン性が高い
などがあります。
リッジウェイの標準仕様では風速38m/s、強風仕様では風速46m/sでも屋根材の浮きはがれの現象が起きなかったという実験結果があります。
そのため、強風が吹きやすい地域でも安心して使用できる屋根材です。
また防火試験に合格しているので防火性はもちろん、防火地域、準防火地域、法22条地域で使用することができる屋根材です。
防火地域などでは、建物に使用する材料は耐火性のあるものでなければいけません。
リッジウェイは防火性能が認められているので、防火地域や準防火地域でも安心して使用することができます。
そしてリッジウェイはこれらの性能だけではなく、デザイン性も高いです。
石粒が作り出すランダムなグラデーションが立体感のある陰影を作り出すため、個性豊かで深みがある屋根材となっています。
カラーバリエーションが豊富で標準カラーは5色あるため、洋風な家から和風な家まで合わせやすいのもポイントです。
性能だけではなく見た目にもこだわりたい方はリッジウェイを選ぶとよいでしょう。
他の屋根材も知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
一都三県の屋根修理業者一覧
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屋根カバー工法の費用相場
屋根カバー工法にかかる修理費用の相場は80万円〜150万円となっています。
屋根の大きさや形状、屋根材のグレードによって金額は変化しますが、ほとんどがこの金額の間で納まります。
屋根カバー工法の費用について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
屋根カバー工法の耐用年数
屋根カバー工法の耐用年数は約20年〜30年です。
葺き替え工事であっても屋根カバー工法と同様の耐用年数ですが、使用する屋根材やメンテナンスの頻度などによって変化します。
適切な頻度でメンテナンスを行うことで屋根材を長持ちさせることができ、不具合を早期に発見することで補修費用を抑える事にもつながります。
屋根カバー工法ができる屋根材とできない屋根材
屋根カバー工法ができる屋根材には、金属屋根やアスファルトシングル屋根、スレート屋根があります。
これらの屋根材は、凹凸が少なく屋根材自体も軽いため屋根カバー工法ができる屋根とされています。
反対に屋根カバー工法ができない屋根材は、瓦です。
瓦は波立っている形状と建物が屋根の重さに耐えられないため、屋根カバー工法には適していない屋根材とされています。
屋根カバー工法のメリットとデメリット
屋根カバー工法のメリットには、屋根の断熱性、防音性、防水性の向上があります。
新しい屋根材を被せるため断熱性が高くなり、室内の冷暖房効率が上がります。
反対に屋根カバー工法のデメリットには、屋根の重量が増えるがあります。
屋根カバー工法は既存の屋根に新しい屋根材を被せるため、軽い屋根材を使用しても屋根の重量は増えます。
そのため、屋根が重くなるほど建物への負荷が大きくなり耐震性の低下にもつながります。
屋根カバー工法と葺き替え工事はどちらがオススメ?
屋根カバー工法と葺き替え工事は、屋根カバー工法ができる方は基本的に屋根カバー工法がオススメです。
屋根カバー工法ができる方とは
- 屋根カバー工法を行ったことがない
- 屋根の下地が劣化していない
などの条件に当てはまる方です。
屋根カバー工法は葺き替え工事よりも施工費用を抑えることができ、屋根の断熱性が上がるなどのメリットが多い施工方法です。
より詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください。
屋根カバー工法に火災保険は適用されるのか
結論から言うと、条件を満たせば火災保険を利用して屋根カバー工法を行うことができます。
火災保険が適用される条件には
- 風災、雪災、雹災などの自然災害として認定される
- 自然災害による被害を受けてから3年以内である
があります。
しかし屋根カバー工法の工法上、火災保険が適用されない可能性が高いのも事実です。
被害を受けた範囲が広範囲であれば屋根カバー工法に火災保険を適用されやすいですが、被害を受けた範囲が狭い場合は適用されにくくなります。
屋根カバー工法に火災保険は適用されるのかもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
後悔しない屋根カバー工法をするポイント
屋根カバー工法で後悔しないためのポイントには、
- 屋根の下地の状態を確認
- 太陽光パネルを設置している場合はよく確認
- 外壁工事も同時に行う
などが挙げられます。
この中で特に重要なのが、屋根の下地の状態を確認してから施工することです。屋根の下地が傷んでいない状態で屋根カバー工法を行うことで、強風などで屋根材がはがれるなどのトラブルを防ぎやすくなります。
以下の記事では、屋根カバー工法でよくある失敗も解説しているので参考にしてみてください。
屋根カバー工法の流れ・施工方法について
屋根カバー工法の流れをご紹介します。
今回は屋根カバー工法で使用されることの多いガルバリウム鋼板を例にご紹介します。
棟に取り付けられている板金や棟板金の下地、雪止めなどを取り外して屋根をフラットな状態にしていきます。
屋根の軒先から棟に目がけて防水シートを敷き詰めていきます。
防水シートは屋根からの雨漏りを防ぐ重要なシートです。
古い屋根に使用できる防水シートが限定されている場合があるので注意が必要です。
軒先や屋根がせり出している部分に板金を取り付けていきます。
この板金を取り付けることによって雨水の排水が上手く機能し、雨漏りを防ぐ役割を持ちます。
新しい屋根材を取り付けていきます。
雨漏りを防ぐために、防水シートを敷くときと同じように屋根の軒先から棟にかけて屋根材を設置していきます。
新しい屋根を取り付けたら棟板金を設置していきます。
その後、屋根の上に取り付ける雪止めなどを設置して施工は終了です。
より詳しく屋根カバー工法の施工の流れについて知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
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